FXの変動を予測する分析方法
FXでチャートの変動を予測分析する方法には「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」の2通りの方法があります。
この2つの分析方法は、双方まったく違っていますので、その違いについてご説明します。
1.テクニカル分析について
テクニカル分析で使われるインジケーターも数多くあり、代表的なものが、移動平均線やトレンドライン・MACDや、ボリンジャーバンドなどの分析方法などの「トレンド系」と、RSIやストキャスティクス・DMI・ADXなど「オシレーター系」の2通りの指標を表示して分析する方法があります。
MT4などには標準で装備されています。
2.ファンダメンタル分析について
ファンダメンタル分析は専門的な知識も必要になってきますので、初心者の方であれば、各FX業者の提供するテクニカル分析にて始めるのもよいと思います。
テクニカル分析で予測する方法
ろうそく足で予測
ろうそく足での予測の仕方では、3つ見方を理解してください。
② 陽線と陰線
③ ヒゲ
〇始値よりも終値が高いものを陽線と言います。
〇始値よりも終値が低いものを陰線と言います。
〇下ヒゲが長いときは、その時間帯の一時的な最安値で、逆に上ヒゲが長いときは、
の時間帯の一時的な高値を示しています。
ヒゲが長い方向へ抵抗が大きく、下ヒゲが長い場合には、その後に上昇をすることが
多い。
上ヒゲが長いときは、その後下降する場合が多い。
(ヒゲが伸びた瞬間に決済など)
ろうそく足のヒゲでトレンドラインを引いて未来を予測する
下記はMT4のUSDJPY(ドル円)M5(5分足)の画像です。
中央の枠で囲った部分を拡大します。
ろうそく足が見えてきました。
更に、中央部分を拡大して、見やすいように背景を白にします。
トレンドラインが引けました。
トレンドラインを越えたところから上昇しているのがわかります。
トレンドラインを引くコツは、一度チャートを拡大して、ヒゲの部分がわかりやすくなるようにすれば、簡単です。
前述した、ヒゲの長いロウソクが出た後に、トレンドが下降から上昇に転換しています。
最初に戻ると、以下の図のようになります。
トレンドラインを引けば、その後のチャートの動きを予測できます。
移動平均線で予測や分析をする
上記の図は、EUR/USDのチャートH1に、200日の赤の移動平均線を表示してみました。
赤の移動平均線を下から上に抜ける場合と、上から下に抜ける場合などで、今後の予測ができます。
更に、75日の青の移動平均線を表示してみます
赤の移動平均線だけでは予測しにくい部分が有りましたが、更に動きがわかりやすくなっています。
移動平均線を下から上に抜けることを「ゴールデンクロス」と言い、逆に上から下に抜けることを、「デッドクロス」と言います。
予測と分析まとめ
上記で、代表的な予測分析で使われる方法2点をご紹介しましたが、別途にも色々なインジケーターツールが有りますので、ご利用ください。
また、予測や分析についても、瞬間的な「だまし」などに注意しながら、短期のチャートや長期のチャートなどを見て、予測や分析をすることを、おすすめします。