レバレッジとはなにか
以前、学校の授業で力点・作用点・支点などで、自分の加える力を増幅させて、加えた力以上の力を発揮することを「てこの原理」と学びましたが、FXでの「てこの原理」は、小さな力(資金)で、大きな力(資金)を動かすことの事で、それをレバレッジと言います。
初心者で資金が少ない場合でも、レバレッジを利かせることで、大きな資金を動かすことができます。
レバレッジはFXの最大の魅力
FXでは、自分の資金が少ない場合でも、その資金にレバレッジをかけることで何倍、何十倍、何百倍にしてその資金を運用することができます。
FXでは、まず取引をするために、FX業者に口座を開いて、そこに資金を入れます。
その口座に入っている資金を担保(証拠金)にして、レバレッジかけることで、実際の資金の数十倍~数百倍の資金を動かすことができます。
レバレッジは、FX業者からお金を借りるわけではないので、金利等は発生しません。
無料です。無料で元金を増やしたかたちにして、取引をすることができます。
これが、FXの最大の魅力である「レバレッジ」です。
レバレッジのメリット
それでは、10万円を証拠金として、レバレッジ10倍でドルを購入した場合と、100倍でドルを購入した場合の違いを見てみます。
1ドルが100円で、レバレッジ10倍で1万ドルを購入した場合と、100倍で10ドルを購入した場合とします。
10万円の証拠金であれば、レバレッジ無しでは、通常1,000ドルしか購入できません。
ドルのレートが、101.5円になったので決済で、1ドル1.5円の利確決済!
1.5円× 1万ドルの場合は=1万5千円の利益になりました。
証拠金10万円に対して、15%の利益で、10万+1万5千円=11万5千円
1.5円×10万ドルの場合は=15万円の利益になります。
証拠金10万円に対して、150%の利益で、10万円+15万円=25万円
レバレッジのメリットは、凄いですね。
1.5円× 1万ドルの場合は=1万5千円の利益になりました。
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レバレッジのデメリット
1ドル=100円で購入していたが、99.5円になったので、損失決済。
0.5円× 1万ドルの場合には=-5千円の損失で、10万円-5千円=9万5千円で損失5千円。
0.5円×10万ドルの場合には=-5万円の損失で、10万円-5万円=5万円で、残金5万円になります。
0.5円×10万ドルの場合には=-5万円の損失で、10万円-5万円=5万円で、残金5万円になります。
レバレッジをかけることによって、利益も大きいが、損失も大きくなるので、注意が必要です。