人気のFX（外国為替保証金取引）とは
FXは1998年に日本の法改正（外為法改正）がされ、今まで銀行系しか行えなかった為替取引が、個人でもできるようになったのをきっかけに、現在でも外貨商品の中では一番の人気投資です。
しかし、FXは取り組み方でハイリスクにもローリスクにもなります。
FXの一番の特徴は、小資金から始めることができる事です。
（スワップ金利＝取引通貨間の金利差があり、金利が高い通貨を買った場合の金利差益）
レバレッジは、FX取り扱い業者にもよりますが、1倍～500倍まであり、例えば米ドル＝100円であれば10万円で、レバレッジ10倍とすると、1万ドル（100万円）の資金を運用することができます。
そこで、1万ドルのドルを買い、その後105円になった場合には、5万円の利益が出ます。
このように、高レバレッジであれば有るほど、また短期間で、儲けも大きいのですが、損失も大きく、ハイリターン・ハイリスクになります。
しかし、FXは短期間で利益を出すことができる、魅力的な金融商品です。
FXはどうして円高・円安でも利益が出せるのか
逆に、円高の時は外貨を売って、円を買います。
例えば、米ドルが安くなると予測したら、米ドルを売って円を買います。
予測どおりになったら、売った米ドルを買い戻すことで、為替差益が出ますので、これが利益になります。
FXでの注意点で、高金利の外貨を売る場合には、スワップ金利を払わなければいけなくなるので、短期的な取引にしたほうが良いと思います。
現在は、円以外の通貨は金利が高いので、買いの予測を重点にすれば、効率よく稼ぐことができます。
為替市場のレートが動く要因は
アメリカの景気が良くなる、もしくは日本の景気が良くなるというように、景気が良くなる国の通貨を保有（買う）することにより、為替市場から景気上昇国の通貨が少なくなるので、円高もしくはドル高になります。
アメリカの貿易による赤字が出た場合は、アメリカが他国から物を仕入れるほうが多くなるので、米ドルを相手国に渡します。
すると、受け取った国はドルを自国の通貨に変えますので、為替市場にはドルが多くなります。それがドル安の要因になります。
現在テロや中東戦時国との情勢で、有事になった場合などの情勢をみながら、投機筋がドル売りもしくはドル買いを行いますので、その動向によっての為替レートの変動が要因になっています。
これも中東などの国からの影響で、原油の高騰などの場合に世界経済やアメリカ経済に及ぼす影響が大きいと投機筋に判断された場合には、ドル安になる傾向にあります。
上記のような要因で為替のレートは変動していきますが、上記の全てを把握し、確実な為替レートの動きを予測することは、普通では非常に困難ですが、当サイトでお勧めする売買ツールでしたら、長期的にも短期的にも予測が可能ですので、興味がありましたら、下記をクリックしてください。
との動向
FXのレバレッジの役割
他の外貨商品に比べて、FXの大きなの特徴として、レバレッジがあります。
日本語では「てこの原理」という意味ですが、FXで小額の資金で多額の取引ができる手法です。
日本のFX取引業者では、個人でのレバレッジは25倍まで、法人は100倍までとなっています（国の法規制）。
（レバレッジ＝手持ち資金の25倍～100倍の資金を動かすことができる仕組みです）
海外のFX取引業者は、500倍や800倍などもありますが、レバレッジを掛けすぎると、あっという間に元金が無くなってしまう場合もありますので、よく注意をしながらレバレッジは使われてください。
しかし、レバレッジを効率よく利用すれば小資金で、大きく利益を出すことができます。
Leverage（レバレッジ）
FX取引の魅力（スワップ金利）
FX取引は、瞬間的・短期的な為替変動による売買利益を得られることと、短期的な取引でも、スワップ金利（高金利）も得られることが、FXの魅力です。
外貨預金などの場合には、どんなに市場金利が高水準であったとしても、銀行側が手数料を差し引いて、その残りが預金者のものになる為、市場金利以下しか得ることができません。
しかしFXの場合は、取引している高金利通貨国の市場金利に近いレベルの金利が設定されていますので、FXでのスワップ金利は、外貨預金よりも高めの収入を得ることができます。
また、レバレッジを利用すれば、更に金利収入を増やすことが可能ですので、豪ドルなどのような高金利の通貨を買い、レバレッジを掛ければ、金利10％以上を得ることもできます。
FXの取引時間と為替市場
為替取引は世界中で行われていますので、土日を除き1年中24時間動いています。
シドニー市場（オセアニア）から始まり、地球の自転で、日本市場→ロンドン市場→アメリカ（ニューヨーク市場）→シドニーのように、取引市場が移動していきます。
また、取引時間帯が夏時間と冬時間で異なる市場があります。
シドニー・東京・ロンドン・ニューヨークの4つが、取引高の多い市場です。
世界の為替取引が活発に動くのが、上記の図のロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯から、ニューヨークの時間帯です。
日本時間では午後6時頃から12時頃までですので、仕事が終わった後でも参加して取引を行うことができます。
為替市場は現在1日で300兆円以上の取引が行われていますので、活発に動く時間帯が日本では夕方からだという事も、チャンスだと思います。
（最大の市場はニューヨークですので、その時間帯だけでも稼ぐことが可能です）
デモ口座（バーチャルトレード）とは
FX業者によって、初心者のためにデモ口座を開設してくれます。
デモ口座（バーチャルトレード）で、取引の練習を重ねれば、売買のタイミングがつかめてきますので、初心者の方は是非、デモ口座を開設されてから、本口座にてトレードを行ってください。
取引業者が破綻した場合はどうなるのか
日本では、投資家保護のため、2005年7月1日より、FXに関する法規制が施行されました。
1998年に為替取引の規制緩和で、個人でも為替取引ができるようになってから、悪徳業者がはびこり、投資家の資産が狙われていましたが、2005年の法改正ではFX会社が事業用資産と投資家の資産を別にして銀行で保管する信託法で顧客の資産を保全するようになってからは、悪徳業者も排除されています。
海外のFX業者の場合は、日本とは内容は違っていますので、まず日本人のカスタマーサービスがあり、メール等も日本語で対応されている業者で、資産保護についての明記が有る業者を選ぶことが必要です。
FXのスプレッドと取引手数料は
FXは以前まで、各FX業者で為替取引手数料はまちまちでしたが、今は殆どの業者は、為替取引手数料は無料になっています。
その代わりにスプレッドが手数料になっています。
スプレッドとは、下記の取引ツール（MT4）の注文画面を見てください。
画像は、米ドル／円（USD／JPY）の1分足画像です。
図のように、BID（売り）の場合には113.863円で、ASK（買い）の場合には113.867円という事で、BID（ビット）とASK（アスク）の価格差は、0.4銭という事になります。
この0.4銭の価格差が、スプレッドで、FX業者の手数料となり,オーダー発注した時点で、この手数料を引かれた形になります。
この提示を２Wayプライスと言い、売りと買いを同時に提示しています。
スプレッドについては、各FX業者によって変わりますので、提示価格が正しいかのチェックも必要です。
また、下記のようにBID（SELL）とASK（BUY）で表示される取引ツールもありますので、迷わないようにしてください。
上記画像の赤の点線の中のspread（スプレッド幅）が業者の手数料になります。
FX業者を選ぶ注意点
FX業者の金融庁への登録の義務と、その内容等で、全ての悪徳業者が排除されていきました。それまでは、FXについての法規制が無かったため、投資家とFX業者間でのトラブルが相次ました。
FX取引損失時のマージンコール（追証）
予測通りに利益が出ている場合には、損失が出ている場合に「損切り」ができないで、さらなる損失を被る場合が多くあります。
そのような損失をなるべく抑えるために各FX業者は「ロスカット・ルール」を設定しています。
保証金額の100％を超えると決済されるというように、各社％が決められていますので、その点も、FX会社のルールを確認してください。
FX各社の取引ツールによっても異なってきますが、証拠金維持率が不足してきた場合に、マージンコール（追証連絡）が入るようになっています。
追加の資金が間に合わなくなると、強制ロスカットになります。
FXで取引できる通貨（通貨ペア）
どちらの通貨ペアも、どの取引業者でも扱っています。
通貨ペア一覧（取引会社によっては扱っていない通貨ペアもあります）
円との通貨ペアであれば、損益表示が円での表示もできますので、初心者の方でもわかりやすいと思います。
日本のFX会社では、取り扱いが無いものもありますので、ご了承下さい。
また、通貨ペアで選ぶよりも、一番はスプレッドの狭さで選ぶことをお勧めします。
右画像は、おすすめの海外FX業者 GEMFOREX spread（スプレッド）です。
海外業者のメリットが記載されてますので、是非ご確認ください。
FXは最低いくらから始められるのか
しかし、リスクは有っても、レバレッジなどを旨く使いこなす事によって、外貨預金とは比べ物にならないほどの、高収益を上げることができるのもFXの魅力です。
FXは、最低10万円ほどの資金から始められます。
各取引業者によっても違ってきますが、5万や1万円からでもスタートできるFX会社もあります。
その時に重要になるのがレバレッジで、たとえば、1万ドルの取引の場合には、その10％が必要証拠金とすると、10万円になります。
そこで、レバレッジを10倍にすると、必要証拠金が1万円（10分の1）で取引ができるようになります。
これが、レバレッジ効果です。
1ドル＝100円として、1万ドル＝100万円です。
買い注文で、1ドル＝105円になったら、5万円の利益になります。
FX取引で一番大切なこと まとめ
FXは、外貨預金のように円安・ドル高でしか利益が出せないのとは違い、円高・ドル安でも利益を出すことができます。
しかし、これは相場が予測どおりに動いた場合であって、逆に行く可能性もあります。
下記を自分に言い聞かせながら取引をされることをお勧めします。
○「こつこつ稼ぐ癖を身に付けるぞ」
○「損をしないトレードは決して無い」「損小利大・勝ち逃げだ」
○「決して欲張らない」
○「もっと稼げるはずだ」「強気は危険だ」
○「常に慎重に」
上記をつぶやきながら-、トレードすれば大きく負けることが無くなります
FXの基本は勝つことは一番大事ですが、まず負けないことが基本です。
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