円高・円安について


「円が他国通貨に対して買われていれば円高であり、その逆に売られていれば円安になる」
他国の通貨を多く買うことが出来れば円の力が、すなわち購買力が高くなる事を円高になります。

例えば米ドルと円が、1ドル=110円とした場合、1万円=90.90ドルになります。
ところが、1ドル=100円になると、1万円=100ドルになり、米ドルを多く買うことが出来るので、円の購買力(力)が高くなるので、円高という事になります。

逆に、1ドルが120円だった場合には、1万円=83.33ドルという事になり購買力が低くなるので、円安になります。
このように円の「力」購買力が上下するのは、全世界で全世界の通貨が売買されているからです。

日本経済が上向きになれば、全世界の人が「円」を欲しがり、日本経済が下向きになると、保有していた「円」を手放し、経済が上向きの国の通貨を求めるようになります。
このように日々、全世界の情勢により「円」は、円高・円安を繰り返しています。

為替市場
夕方、ニュースで本日の為替相場(レート)は・・
と言うように毎日、ユーロに対する円、米ドルに対する円などを公表いています。
まるで、シーソーのように、米ドル=円が上下しているように、刻一刻と為替市場(為替相場)は変動を繰り返しています。
為替取引
為替市場は土日を除いて、24時間売買が行われています。
日本が夕方になり、売買が終了すると、ロンドン市場がオープンして、次にニューヨーク市場がオープンし、また日本の市場がオープンというように、繰り返してします。

為替や為替レートとは

為替とは、世界の通貨を交換することで、為替レートとは、2つの通貨を交換するときの比率です。

為替という言葉は、日常では使わないので難しく聞こえてしまいますが、為替は世界の通貨を交換するという事で、為替市場とは、全世界の通貨を交換する市場という事です。

世界の通貨とは、一番に米ドル、次にユーロ、イギリスのポンド、オーストラリアのドル(豪ドル)、スイスのフラン、そして円などを、2つの通貨間で交換することです。
例えば、米ドルと円(USD/JPY)、ユーロと米ドル(EUR/USD)、ポンドと米ドル(GBP/USD)などになります。

このように、2つの通貨間で交換するときの比率を、為替レートといいます。

為替レートは、その通貨国の経済力や政治情勢、貿易収支、金利などにより、常に日々変動しています。

わが国でいいますと、ニュースなどで、日本銀行の総裁が金利の引き上げや引き下げなどの発表や、日本の雇用情勢などでの日本の経済状況の発表などにより、その時点で為替市場が反応して、円が買われたり、売られたりしていきます。

為替のレート
日本の通貨を持っていたほうが得だとなれば、為替市場で円が変われていきますので、円高になり、損だとなれば円が市場に売られるので、円安になります。
(円の価値が上がったり・下がったりという事です)
しかし、為替売買の場合は、2通貨間の交換になりますので、米ドルと円の場合には、円高であっても、ユーロと円では円安の場合もあります。
為替は、2国の通貨間で、一方の通貨の価値が下がると思えば、その通貨を売る。
価値が上がると思えば買うということで、外貨投資としては、長期的や短期的にもなりますが、将来的に価値が上がる通貨を購入するという事が為替取引ということで、為替・為替レートは難しく聞こえますが、仕組みはすごく簡単でシンプルです。

また、FXの場合には、2通貨間で片方の通貨の価値が下がると思えば売って利益を出す事もでき、価値が上がると思えば、買って利益を出すことができます。

「円がドルに対して円安の時にドルを売って円を買い、円高になったらドルを買い戻す」




為替市場(外国為替市場)とは

インターバンク市場・顧客市場とFX取引
外国為替取引に参加しているのは、銀行・企業(貿易)・ヘッジファンド・機関投資家(投機筋)・個人などのように様々ですが、その中でインターバンク市場は、実際には、金融機関(銀行系)が取引しており、企業や個人は参加できず、そことの仲介をするのが、証券会社(海外ではブローカーとも呼ばれます)や各銀行です。(以下仲介業者)
インターバンク市場で決められた為替のレートにより、仲介業者が手数料を取って、企業や個人との取引を行っています。

銀行系の金融商品で、外貨預金などありますが、それよりも手数料も安く、インターバンク市場に近い条件で取引できるのが、
FX取引です。

FXはリアルタイムで、為替レートの動きで通貨取引をします。
インターバンク取引き

為替レートが動く要因

為替取引
例えば、全世界にいる投資家が(日本も含む)、日本経済が好調で景気が良いと思えば、自国の通貨を保有するよりも、円を保有しようと思えば、為替市場から円が少なくなり、円高になります。

逆に、これから日本は景気が悪くなると判断したら、保有していた円を売り、景気が良くなる国の通貨を購入するので、為替市場に円が増えて、円安になります。
このようなタイミングで為替レートが動きます。

以前までは貿易によっての為替の交換よりも、投機筋により為替投資が、約7割以上になってきていると言われています。

為替市場で多く取引されている通貨は

世界の基軸通貨
世界には様々な通貨がありますが、その中でも圧倒的に取引が多いのが米ドルです。

米ドルは世界の基軸通貨ですので、基本的に為替取引では、対米ドルでの取引になります。
また、2番目に取引量が多いのがユーロです。
米ドルとユーロ以外の通貨は、取引量が少ないので、米ドルとユーロを絡めた通貨間での取引をお勧めします。
(例えば、円と豪ドルでの取引では、円を売って豪ドルを買う場合に、一度米ドルを買った状態で、米ドルを売って豪ドルを買うというしくみになっています。)
個人でFX取引をされている日本のトレーダーには、米ドルと円やユーロと米ドルなどの、毎日ニュースなどで、なじみがある米ドルを中心にしたペアが日本では人気のようです。
※FX取引においての通貨ペアは上記の以外にもあります。
取引をする国の社会情勢などを注意しながら、好みの通貨ペアをお選び下さい。
通貨価値は、その国の経済情勢を反映していますので、その意味で米ドルを中心にした通貨ペアをお勧めします。




個人でもできる外貨投資の種類

個人ができる外貨投資商品にも様々な特徴があります。
銀行で扱う外貨商品

○外貨預金
円以外の外貨で預ける預金で、預金の形は円の預金と同じですが、金利が高く設定されているのが特徴です。
しかし、円に換える場合の手数料が高く、解約もすぐにできないところが難点です。
元本保証があります。
○外貨債権
海外の国や企業が発行する債券ですが、残存期間(満期までの期間)が長い場合には、為替関連のリスクがありますので、高金利であっても注意が必要です。
証券会社で扱う外貨商品(一部銀行も扱っている)
○外貨建てMMF(money management fund)
外国の投資信託の一種で、格付けの高い国債や短期証券を組み入れたファンドに投資する商品ですが、解約の場合に円高になったらマイナスになる場合も有るので、解約時の為替の動きに注意が必要です。元本保証はありません。
○外国債券
海外の国や企業が発行する債券ですが、残存期間が長い場合に、為替の変動でマイナスになる場合がありますので、高金利でも為替の動向に注意が必要です。
○外国投信
外国の投資信託で、日本国内の投資ファンドと同じですが、投資先の情報が少ないのと
その国の法律での運用になりますので、情報を十分集めた上での判断が必要です。
また、手数料も高いのが特徴です。
○外国株式
外国の上場企業の株に投資することで、日本国内の株投資と同じですが、銘柄の選び方が難しく、手数料も高い。
証券会社・独立系の専門会社・先物取引系の会社が扱う商品
○FX
一定の証拠金(保証金)を納めて取引を行う方法で、小資金でも資金以上の取引を行えるのが魅力です。(レバレッジを利かせると言い、小さな力で大きなものを動かす梃子の原理と言う意味です使われる手法)
色々な外貨商品がありますが、当サイトでは一番にFXをお勧めします。
FXは取り組み方によっては、副業や副収入ではなく本業としても取り組むことができますので、是非しっかりとした準備をされて、少しずつでも取り組まれてください。
※高金利な外国は高金利にしないといけない理由があります。
政策的に高金利にしているので、その部分も考えながらの取引が必要です。
(高金利=国債を売りたい・内需が少ない(人口が少ない)・移住を増やしたい)・企業誘致)




外貨投資のメリット

外貨建て商品の共通している所の一つとして、為替レートの変動で為替差益が得られることです。
外貨を円で購入した後、外貨が高くなり円が安くなった場合にその差益が得られます。

1ドルが100円の時に100万円分をドルに投資したとします。
その後、1ドルが110円になったら、10万円の利益が出ます。
しかし、その逆で円が高騰して、90円になったら10万円の損になります。

そこで、円高になる、もしくは円安になる、のどちらでも利益を出すことができるのが、FXだけです。
FXで円とドルの通貨ペアの場合で、円安になると思えば円を売ってドルを買います。

左画像では、縦軸が円の価格表示になっています。
チャートが右上に動くと、円の数値が高くなるので、円安になります。
逆に右下に動くと、円の数値が下がるので円高になります。
円安になると予測すれば、ドルを買い、円高になると予測すれば、ドルを売ります。
基軸通貨のドルを中心に取引がされます。

外貨投資のリスクについて

外貨投資の外貨預金で説明すると、1ドル100円の時に100万円分のドルを購入した場合に、為替レートが1ドル80円になったら、20万円のマイナスになります。(それまでの金利等は除外して)
高金利な外貨は多く有りますが、カントリーリスク(その国の経済情勢のリスク)が有ることを心得た上で外貨投資をされてください。

投資リスク
円高になり投資した外貨が安くなった場合。
カントリーリスクで、その国の経済情勢や政情不安など、また暴動など。
地理的なリスクとしてテロや戦争などの危険性など。
上記のように投資国の実情や情報を十分調べた上で、金利だけで決めないようにする。
外貨投資は手数料が高いので注意が必要です。
外貨投資商品は、ほとんどが高い手数料が設定されています。
外貨預金などは、お預け時と解約時に為替手数料が取られます。

たとえば、米ドルの場合には往復手数料2円(銀行によって変わります)などですが、
米ドル以外の場合には、高金利=高い手数料になりますので、手数料と利益を考えながら
の投資になります。

他に、外貨MMFは証券会社で往復1円の手数料や外貨投信や外国株式・債券などは、
為替手数料以外に、購入手数料や証券会社の口座の管理手数料などがありますので、
コスト・リスク
トータルの運用コストと、利益を見定めての投資を行ってください。




安全な外貨投資と危険な投資

まず投資はリスクがあるという事が前提で行うことです。
リスクの無い投資はありません(投資詐欺)
外貨投資商品はどれでも、為替差損の恐れがあります。
1ドル100円の時に米ドルを購入したが、現在1ドル90円になったとしたら、10円の
為替差損が生じます。
リスク

為替や外貨投資まとめ

安全な投資というのは、生活費以外の余剰資金での投資という事です。

ここで絶対にという言葉を使いますが、絶対に生活費をつぎ込んだ投資は避けるべきです。
あくまで余裕のある資金での投資で且つ、自分でよく理解できる投資商品を取引する事が、安全な投資です。


第三者からの助言だけではなく、ご自身での調査や情報収集が一番大切です。
第三者に言われたままの投資は、一番危険です。
また更に危険なのが、投資に失敗して、その損を更に別の投資で取り替えそうという事になると、雪だるま式に損失が増える可能性が大です。

投資にはリスクがあるという事を十分理解した上で、損失が出たら一度間を置いて、冷静な分析をした後に、最良な対策を検討することが、大切です。
「為替や投資は相場の見通しに自信があるときだけ、自信が無い場合には休む」