1.スワップポイント

スワップポイントは、2国間通貨(通貨ペア)の金利差の事で、円をドルに交換すると
時の金利差を受け取ることができるのが、スワップポイントです。
例えば、円でドルを求めるので、ドルを保有することになります。
ドルの金利が3%として、円の金利が1%とした場合に、その差し引いた差額分を得ることができます。この場合には、差額2%のスワップポイントを受け取ることができます。

上記を考えると、金利の高い国の通貨と円を交換すれば、円との金利差が出るので、スワップポイントを稼げることになります。
FXの稼げるポイントの一つです。

2.為替差益

FXでイメージしやすいのが、為替差益です。
為替レートの変動で利益を上げることができます。
例えば、1ドル=100円の場合に、10万円分をドルに交換したとします。
その後、1ドル=120円になったので、交換したドルを再び円に交換すると、12万円になります。
これが為替差益になります。




3.FX2つのポイントで稼ぐには

FXで稼ぐには前述した2点しかありません。
スワップポイントと為替変動ですので、それぞれの稼ぎかたを説明します。

◎スワップポイント

スワップポイントは金利差なので、各国の金利を見ています。
下記マネックス証券より参考資料

取扱通貨国 政策金利名 政策金利 変更幅± 改正日
日本 日本 当座預金超過預金の金利(短期) -0.10% 2016年01月29日
米国 フェデラルファンド(FF)金利 0.25%~0.50% +0.25% 2022年03月16日
ユーロ 中銀預金金利 -0.50% 2019年09月12日
英国 準備預金金利 0.75% +0.25% 2022年03月17日
豪州 キャッシュレート 0.10% -0.15% 2020年11月03日
NZ オフィシャル・キャッシュレート 1.00% +0.25% 2022年02月23日
カナダ 翌日物金利 0.50% +0.25% 2022年03月02日
スイス SNB政策金利 -0.75% 0.00% 2019年06月13日
南アフリカ レポ金利 4.25% +0.25% 2022年03月24日
香港 ベースレート(基本金利) 0.86% -0.64% 2020年03月16日
トルコ 1週間物レポレート 14.00% -1.00% 2021年12月16日
中国 最優遇貸出金利1年物 3.70% -0.10% 2022年01月20日
メキシコ 翌日物銀行間レート 6.50% +0.50% 2022年03月24日
ブラジル Selicターゲットレート 11.75% +1.00% 2022年03月16日

上記は各国の金利(随時確認してください)です。
まず外国の通貨を買う取引を前提とします。
高金利外国通貨金利-日本の金利=スワップポイント になります。
高金利の外国通貨を買うことで、日本円との金利差をもらうという稼ぎ方です。

スワップポイントは、高金利通貨を保有していれば毎日もらえます。
例えば、金利差3%が付く通貨を100万円分持つとしたら、年間3万円のスワップポイントが付きます。それを日割りした金額が、毎日入ってきます。




スワップポイントは、買った国の通貨で入ってきます。
スワップポイントの利率は為替相場とは関係ありませんので、買った通貨に対して、円が急に高騰した場合には、その通貨を円に戻した場合に、その額は減ってしまします。
また、金利についても固定ではありませんので、随時確認していく必要があります。
スワップポイントは上記の金利画像のように、金利差で稼ぐことになりますが、FX業者によって違いがありますので、よく確認してください。
下記は、MT4で海外FX業者二社のスワップポイントを比べた画像です。
売りと買いの場合のスワップポイントを見てください。



同じドル円:USD/JPYなのに、左は買いでも売りでも、スワップが付きますが、右は買いでも売りでも、スワップがマイナスになりますので、スワップポイント狙いの場合は十分確認の上、取り組んでください。
各業者のホームページにも掲載されています。

◎為替差益

FXの為替差益で稼ぐ方法ですが、外国の通貨を円で購入して、その通貨が値上がりすれば(通貨価値が上げれば)儲かります。
円とドルを例にしますと、1ドル=100円でドルを買い、その後1ドル=105円になれば、5円×買った額=儲けになります。

このように為替差益で稼ぐためには、これからどの通貨が値上がりするかを予測して買っておけば儲かるという事です。

逆に、円高になった場合、1ドル=100円で買っていたが、為替の変動で1ドル=95円になった場合には、5円×買った金額=損失になります。
これを「為替差益」に対して「為替差損」になります。

スワップポイントで稼ぐのと比べると、為替差益の場合には儲けの幅も大きいですが、損失幅も大きいので、十分注意が必要です。

4.為替差益とは円高円安とは

円が値上がりしたとか、値下がりしたとか、変動する原因は円の需要があるか無いかという事になります。
円の需要は、日々の状況でも変化します。

円の需要は、国の安定=経済の安定などから、安定=円高 不安定=円安など、色んな方面からの判断により、需要増か需要減になっていきますので、日々のニュースで、「今日の為替はドル何円です」という風に、毎日変動しています。

円高で日本経済への期待値が高い場合には、市場で円の買い需要が高まります。
円を保有することで、日本との経済的取引がスムーズにいくことや、自国通貨価値が安い国は、強い外貨を保有するなどで、需要が高まります。
また余談ですが、TVとかで、発展途上国に移住すれば、月に5万円で十分暮らせるというドラマかニュースを見たことがあるかと思いますが、その途上国の通貨価値(需要が少ない)が安く、円の価値(需要が多い)が高いので、このようなことになります。

円高になれば、さらに5万円が4万5千円でも暮らせるとか、3万円とかどんどん需要
が増えれば(価値が上がれば)世界への影響も大きくなります。

日本円だけではなく、経済が世界一位のドルやユーロ、世界経済2位の中国の人民元な
ども需要が多くなります。
経済が強い国の通貨の需要が高まりますので、為替レートは国の経済規模などの動向により変動しているという事です。
ドルや人民元
経済が強い国は、通貨価値が高いので、その通貨の為替レートを見ていけば、その国が今後どうなるかの予測が立ちます。
為替レートが変動する要因は、以下のようなことが為替を動かす要因になります。




世界の景気の動向

アメリカや日本などの経済が強い国の通貨は高くなるので、経済が強いとは景気がいいという事ですので、その国の通貨が買われ、それが日本であれば、円高になります。
アメリカであれば、ドル高になるという事です。
では、景気の動向を知るためにはどうするかというと、その国のGDPの成長率や失業率の状況などを見れば、景気が良いか悪いかが判断できます。
一人当たりのGDP

政治状況や動向

日本ではアベノミクスの3本の矢などで、経済政策を進めたりと、その国の指導者の発言や政策によっても、今後発展しそうだと思われれば、日本の円が買われますので、円高になります。

各国の金利など

前述した儲けのポイントでも説明しましたが、金利の高い国の通貨が買われますが、金利が高いだけではなく、その国の政策もみながら、同じ条件であれば、金利の高い国の通貨が選ばれます。

貿易収支

海外との貿易で支払う場合ともらう場合などでの差額で、黒字なのか赤字なのか、貿易収支を見て、黒字国と判断すれば、その国の通貨需要が高まります。

例えば、アメリカから商品を買う場合には、円でドルを買って支払います。
その時に、ドルの需要が高まりますので、ドル高になります。

逆にアメリカに商品を売った場合には、ドルにて支払われますので、そのドルを円に交換すると、円の需要が高まりますので、円高になります。

原油(ガソリンの値段なども)価格

原油が高騰すると、原油の輸入率が高い国の通貨が売られます。
日本は全ての原油が輸入ですので、輸入航路や輸入国の経済情勢などによっても、円が売られる場合に、円安になります。

このように為替レートが変動する要因は色々あります。